猫ちゃんと時間のスピードを知って、猫ちゃんと充実した時間を過ごして下さい。
猫ちゃんの時間
猫ちゃんは人間よりも早い感覚で時間が過ぎているということは、ご存知の方も多いと思います。
では、どのくらいのスピードで時間が過ぎているのでしょうか？人間の何倍のスピードで時間が過ぎているのでしょうか？実際に猫ちゃんと私たち人間の間には、時間間隔のズレがどのくらい起こっているのでしょうか？
現在、おおよその目安として家猫の平均寿命は15歳、半外猫が13歳、野良猫が５歳〜10歳といわれています。
猫ちゃんの成長スピードは年齢によって違います。
一般的に、生まれてから１年（１歳齢）で、人間の20歳程度に相当すると言われます。
その後の成長は緩やかになり、１歳齢以降は、１年が人間の４年に相当するペースで成長を重ねていきます。
生まれて1年以内の猫ちゃんは、生まれてからの1年に人間での20年という成長スピードは驚きですね。
その後の成長スピードは1年が人間での4年というスピードで成長を重ねていきますが、この猫ちゃんの時間の感覚を考えると、ちょっといなかっただけで「どこ行ってたの？」と言わんばかりフニャフニャ言われるのも納得です。
では、これを日常に当てはめてみましょう。
例えば、私たちの1時間は猫ちゃんの体感としては4時間も時間が経っている体感なのです。生まれて1年以内の猫ちゃんにとっては20時間が経っていることになります。
ご自身の睡眠時間が6時間なら猫ちゃんの体感は24時間です。私たちが寝ている時間だけで猫ちゃんは1日が経ってしまう体感なのです。
こちらも生まれて1年以内の猫ちゃん時間に当てはめると、120時間なので、なんと5日が経っていることになります。
お仕事をしている方でしたら、1日8時間～10時間を留守にすることもありますが、大好きな飼い主と離れ、1人ぼっちの家で留守番をしている体感時間は、32時間～40時間…となり、1日超えの体感となります。
こちらも生まれて1年以内の猫ちゃん時間に当てはめると、160～200時間ということは6日～8日が経っていることになるので、もうお留守番ではなく旅行レベルの体感ですね･･･｡
普段から猫ちゃんが私たちより早く歳をとっているということを理解していても、実際に猫ちゃんがどのくらいの感覚で時間を過ごしているかを考えることは少ないのではないでしょうか？私たちの日常に当てはめてみることで、猫ちゃんの体感している時間が想像できました。
生まれて1年以内の猫ちゃんの成長スピードは早いので、時間の体感が思っていた以上に長いことに驚きましたが･･･｡
最後に
私たちの日常にあわせてみると、猫ちゃんとこんなに時間の体感が違うのか？と驚いた方もいらっしゃると思います。
今回ご紹介した猫ちゃんの時間は、飼い主様に罪悪感を感じてもらうものではなく、猫ちゃん中心の生活にしましょう！というものでもありません。
猫ちゃんとの時間の感覚の差を理解することで、さらなる猫ちゃんとの接し方、過ごし方について、考えるきっかけになればと思います。